新潟 県立 が ん センター 新潟 病院。 新潟県立がんセンター新潟病院の口コミ・評判(4件) 【病院口コミ検索Caloo・カルー】

新潟県立がんセンター新潟病院 各種がんの情報【大腸がん】:[がん情報サービス]

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上越地域の内視鏡診療の向上を目的に2015年9月に新潟県立中央病院内視鏡センターは開設されました。 内視鏡検査は食道、胃、大腸といった消化管、膵・胆道や肺の病気の診断治療にはなくてはならない検査です。 胃がん、大腸がんや肺がんの2次精密検査として内視鏡検査、3次救急医療機関としての緊急内視鏡や地域がん診療連携拠点病院として消化器癌の高度先端内視鏡治療を推進しています。 当センターでは消化器内科、消化器外科、総合診療科、呼吸器内科など多数の医師で内視鏡診療にあたっています。 また患者の皆様から安心して受診してもらえるようアメニティーとプライバシーの確保に配慮した構造となっており、そして検査前後の安全確認、検査中のモニタリングなど常に安全な内視鏡検査・治療を心がけています。 受診方法 当院の内科や外科外来を紹介状等持参のうえ、まず受診してください。 その後に内視鏡検査の予約をし、当センターで内視鏡検査を行います。 検査・治療 上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡、大腸粘膜切除術、大腸ポリペクトミー、食道粘膜下層剥離術、胃粘膜下層剥離術、大腸粘膜下層剥離術、小腸内視鏡、カプセル内視鏡、内視鏡的逆行性膵胆管造影、超音波内視鏡検査、超音波内視鏡下穿刺吸引法、気管支内視鏡、 気管支腔内超音波断層法など 認定施設 日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、 日本呼吸器内視鏡学会など 施設概要 〇施設概要 面積:596㎡ (建物:一部2階建 1,305㎡、PET/CT検査室等を含む) 〇主な設備 内視鏡室 5室 内視鏡透視室(Cアーム型X線TVシステム設置) 2室 記録室(カンファレンス・研修用) 1室 リカバリーエリア 5ブース 内視鏡センター入口 内視鏡カメラ待合室 大腸カメラ待合室 内視鏡検査室 トイレ 洗面台 記録室(カンファレンスルーム) 年間検査・治療件数 2016年 2017年 2018年 上部消化管内視鏡検査 4,615 4,904 4,670 食道・胃内視鏡的粘膜下層剥離術 ESD 147 153 158 大腸内視鏡検査 2,100 2,223 2,041 大腸内視鏡的粘膜切除術 EMR 542 374 401 大腸内視鏡的粘膜下層剥離術 ESD 69 57 57 内視鏡的逆行性膵胆管造影 ERCP 272 308 264 超音波内視鏡検査 EUS 120 151 144 超音波内視鏡下穿刺吸引生検 EUS-FNA 55 70 65 カプセル内視鏡 12 19 16 上部消化管(食道・胃)内視鏡検査・治療内視鏡 内視鏡室(5ブース) 最近増加している逆流性食道炎の診断や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの良性の病気だけではなく、食道癌や胃癌などの悪性腫瘍の早期発見・早期治療に積極的に取り組んでいます。 上部消化管内視鏡の年間件数は内視鏡センターとなり検査室が増加したことから、より多くの検査を行うことが可能になっています。 また内視鏡センターのオープンに合わせて最新の内視鏡機器を整備し、より詳細な内視鏡診断が可能となりました。 早期癌の病変範囲や深達度を診断するための拡大内視鏡や NBI観察、特殊染色観察を行うことによって、正確な診断・治療につなげています。 さらに当センターの検査室はゆったりとした完全個室でプライバシーが保たれており、またリカバリーベッドも常設されていることから、希望される方には苦痛のない鎮静下での内視鏡も行うことができます。 当センターでは、高度な治療として消化管腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術( ESD)を 2005年から導入しており、高い治療成績が得られています。 最近では食道・胃癌を合わせて年間計 150件余りの ESDを行っており、延べ件数は 1,500件を超えています。 今後も、体に負担の少ない低侵襲性の内視鏡治療を安全かつ確実に提供できるように、内視鏡医、看護師とともに研鑽を積みチーム医療を展開していく予定です。 早期食道癌に対するESD 上部消化管出血に対する緊急内視鏡 吐血や黒色便があった場合、食道、胃や十二指腸といった上部消化管からの出血が疑われます。 そのため緊急で上部消化管内視鏡検査を行い、出血部位を確認し出血原因を診断し、止血処置を行います。 胃潰瘍や十二指腸潰瘍からの出血に対する止血処置の方法としては、内視鏡から止血鉗子と呼ばれる特殊な器具を出し、この鉗子で出血部位をつかみ、高周波電流を流して組織を焼灼する事で止血する方法が一般的です。 その他に出血している血管をクリップで挟む方法や、薬液を出血部位に注入する方法もあります。 潰瘍からの出血以外に、食道静脈瘤(肝硬変等の原因により異常に太く発達した静脈)が破裂した場合にも、内視鏡による止血を行います。 この場合、破裂して出血している静脈瘤をゴム製リングで縛る事で血流を遮断し止血します(食道静脈瘤結紮術)。 上部消化管からの出血を止める事が出来なければ当然命に係わる事になるため、これらの処置は迅速かつ確実に行う必要があります。 止血処置は当センターにとって非常に重要な治療内視鏡の一つです。 大腸消化管内視鏡検査・治療内視鏡 大腸がんや炎症性腸疾患などの大腸疾患が増加傾向にある現状を踏まえ、大腸内視鏡検査も積極的に行っています。 下剤による前処置には、専任スタッフが常駐していますので、高齢者や初めて検査を受けられる方でも安心して洗腸いただいています。 またトイレを 7ブース(障害者専用を含む)新設致しましたので、ゆとりをもって前処置が可能となりました。 希望者には自宅での前処置も行っています。 大腸治療内視鏡に関しては小さなポリープに対するコールドポリペクトミー( CP)や内視鏡的粘膜切除術 EMR 、 2cmを越える大型病変に対する内視鏡的粘膜下層剥離術 ESD などを行っています。 小さなポリープであれば、検査の際に CPや EMRを用いて基本的には外来治療を行っております。 2cmを越える大型病変でも、適応があれば入院の上 ESDを行っています。 カプセル内視鏡・小腸内視鏡検査 小腸は非常に長い管腔臓器で疾患の頻度も少なく、従来は内視鏡診断・治療は困難とされてきました。 近年カプセル内視鏡やダブルバルーン小腸内視鏡の開発により小腸の検査が可能となりました。 当院でも 2012年よりカプセル内視鏡を導入し、小腸疾患の内視鏡検査が対応可能となっています。 内視鏡的逆行性膵胆管造影 内視鏡透視室 内視鏡的逆行性膵胆管造影( ERCP)は特殊な内視鏡(後方斜視鏡)を用い、胆汁および膵液が十二指腸に排出される際の出口となる十二指腸乳頭(主乳頭;ファーター乳頭、あるいは副乳頭)の開口部から細いチューブ(造影カニューレ)を挿入し、胆管および膵管に造影剤を注入して X線撮影を行う検査です。 近年は MRI( MRCP)を始めとした各種画像検査の進歩により造影検査のみを行う機会は少なくなっていますが、管腔内超音波検査( IDUS)、病理検査のための検体採取(組織診、細胞診)、経口胆管鏡( POCS)、経口膵管鏡( POPS)など、直接胆管・膵管に道具を入れる診断的 ERCPや、総胆管結石の截石、胆管炎・胆嚢炎に対するドレナージ、膵癌、胆道癌などの悪性腫瘍による胆道閉塞に対する減黄術(ステント留置)などの治療的 ERCPが増えています。 特に当院では、総胆管結石・急性胆管炎に対する緊急の治療的 ERCPが多いのが特徴です。 通常の上部消化管内視鏡検査と比べると、検査時間が長く( 30分~ 1時間以上かかることもあります)、使用する内視鏡も太いことから当院ではミダゾラム、ペンタゾシンなどの鎮静・鎮痛剤を使用し、苦痛が少なくなるようにしています。 また ERCPは内視鏡検査・治療のなかでは偶発症の多い内視鏡手技であり、特に ERCP後膵炎は重症化すると生命に関わることもあります。 このため、全例入院のうえで検査施行し、膵炎予防の薬剤を投与し十分な経過観察をするなど、安心して検査を受けていただけるように取り組んでいます。 総胆管結石に対する内視鏡的載石術 膵癌による閉塞性黄疸に対する胆管金属ステント留置術 超音波内視鏡検査 超音波内視鏡検査( EUS)は内視鏡下に超音波を用いて消化管あるいは消化管に近接した臓器を描出する画像検査です。 通常の内視鏡に細径プローブを挿入する方法と、内視鏡の先端に小さな探触子(超音波プローブ)が付いた専用機を用いる方法があり、対象とする臓器・疾患により検査方法を選択しています。 一般的に超音波検査は対象物と探触子が近いほどより精細な画像が得られると考えられており、 EUSは経腹的超音波検査(いわゆる腹部エコー検査)よりも詳細な検査が可能となるため、膵・胆道疾患や消化管粘膜下腫瘍の質的診断として重要な検査となっています。 EUS は外来で検査可能ですが、上部消化管内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)と比べると、検査時間が長く( 30分~ 1時間以上かかることもあります)、使用する内視鏡も太いことから、当院ではミダゾラム、ペンタゾシンなどの鎮静・鎮痛剤を使用し、苦痛が少なくなるようにしています。 また近年 EUSで病変を描出し特殊な穿刺針を用いて組織・細胞を採取する超音波内視鏡下穿刺吸引生検( EUS-FNA)を行うことが可能となり、膵臓、腹腔内・縦隔リンパ節などそれまでは困難であった臓器からも安全に検体採取が可能となり、腫瘍の良悪性の鑑別に重要な役割を果たしています( EUS-FNAは入院での検査となります)。 さらに、 EUS-FNAを応用した膵仮性嚢胞ドレナージ( EUS-CD)、胆管ドレナージ( EUS-BD; EUS-CDS, EUS-HGS)なども施行しています。 膵腫瘍に対するEUS-FNAおよび得られた中分化型管状腺癌 気管支鏡検査 気管支鏡とは、先端にカメラが付いた直径 4〜 6mmほどの細い内視鏡で、薬剤噴霧による喉の麻酔と注射による静脈麻酔の後に、口(もしくは鼻)から空気の通り道に沿って挿入し、気管や気管支の中を観察するとともに、主に肺腫瘍や間質性肺炎などの診断のために気管支や肺から組織や細胞を採取するために用いられます。 当センターは日本呼吸器内視鏡学会認定施設であり、 2名の気管支鏡指導医を含めたスタッフにより年間 250件以上の検査を行っており、通常の観察や検体採取に加え、超音波気管支鏡を用いた生検や、異物除去、気管支充塡材を用いた気管支充塡術などの内視鏡治療も行っています。 超音波気管支鏡( Endobronchial ultrasound: EBUS)には、先端に超音波プローベが装着された専用の内視鏡で気管支近傍のリンパ節を描出しながら穿刺、生検を行う EBUS-TBNA Endobronchial ultrasound-guided transbronchial needle aspiration と、通常の気管支鏡を用いてガイドシースと呼ばれる細い筒を病巣部へ挿入し、シース内に超音波プローベを挿入し、超音波画像にてシースの先端が確実に病巣部にあることを確認してから専用鉗子をシースに挿入して生検を行う EBUS-GS Endobronchial ultrasound using a guide-sheath があります。 前者は肺がんのリンパ節転移、サルコイドーシス、悪性リンパ腫の診断のために、後者は主に肺がんの診断に用いられ、いずれの方法も従来の方法に比して確実に病巣部より検体を採取することができるため、診断率の向上に寄与しています。 気管支鏡検査室 EBUS.

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担当は大腸を専門とする医師です。 大腸癌では、内視鏡的切除が可能な早期癌は内科で担当し、切除が必要な早期癌や進行癌を外科で担当しています。 手術は癌の進行度に応じて縮小手術や拡大手術が行われていますが、お腹の創が小さく手術の侵襲も少なくて済む「腹腔鏡下切除」も行っています。 また、直腸癌に対しては術後のQOLを考えた治療法として、人工肛門を造らない「肛門機能温存手術」や、排尿機能と性機能を失わないための「神経温存手術」を積極的に行っています。 それぞれの治療法は患者さんと主治医との相談のうえで決定されます。 日常診療に追われながらも、研究と後輩や研修医への教育・指導に労力を惜しまないのが、当科の基本です。 内視鏡業務は、予防センター内視鏡室で毎日、午前は上部、午後は大腸鏡や内視鏡治療と数多くの内視鏡検査を行っています。 1960年開院時の胃カメラの時代から消化器内視鏡の開発と技術の向上に先駆的役割を果たし、早期胃癌の内視鏡診断を確立し、1970年には内視鏡的逆行性膵胆管造影 ERCP を報告、その後も膵胆道内視鏡や小腸鏡など消化器内視鏡の開発に携わってきました。 胃がん検診の二次精査や人間ドックをはじめとする外来内視鏡検査から拡大内視鏡や色素内視鏡、超音波内視鏡検査と吸引細胞診など精度の高いがんの早期発見と、内視鏡的粘膜切除術や粘膜下層剥離術などの内視鏡的治療に早くから積極的に取り組み、内視鏡的減黄術や止血術、静脈瘤硬化療法および結紮術、ステント挿入など内視鏡的治療法にも優れた技術を持っています。 新潟県がん拠点病院の性格から消化器癌に対する化学療法にも意欲的に取り組み、動脈内注入や局所焼灼療法などの先進医療とともに各種制癌剤を用い治療を行い、外来化学療法も増加しています。 なお悪性疾患だけでなく消化性潰瘍などの消化管疾患、膵疾患、慢性肝疾患への治療も幅広く行っています。 研究としてがんの疫学調査やがん検診も行い、対がん10ヵ年戦略としての胆道癌の研究が評価されています。 また消化性潰瘍の研究で古くから優れた多くの業績があり、消化性潰瘍の累積再発率、潰瘍と胃癌との関連性などからヘリコバクター・ピロリ菌感染と潰瘍や萎縮性胃炎からの発がんの問題も早くから取り組んでいます。 2005年からは新潟市民における胃がん検診に内視鏡を導入する主幹をはたし、10年間の実績から内視鏡検診による死亡率減少効果を証明しました。 教育に関しては、研修医の卒後指導、消化器専門医に対する専門教育、また内視鏡技師看護師に対するパラメディカル教育も行っています。 原 義雄博士、小越和栄博士など歴代の部長の指導のもとに多数のすぐれた消化器専門医が育ち、国内外の指導者として活躍されています。 学会においても教育指導的役割を担っており、1993年には第45回日本消化器内視鏡学会総会を担当し、2002年に消化器内視鏡学会重点セミナー、2005年に消化器内視鏡学会甲信越支部例会を担当。 2014年には5回目の消化器内視鏡甲信越支部例会と同時に第55回日本消化器病学会甲信越支部例会、第32回同支部教育講演会を担当しました。 2016年には第76回日本消化器がん検診学会関東甲信越地方会を担当します。 各学会の指導医・専門医が検査と指導にあたっており、日本消化器病学会専門医制度認定施設(2002-)、日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設(2002-)、日本大腸肛門病学会専門医制度認定施設 2002- として各学会より認定されています。 入院症例数 病棟:年間延数851人の入院治療(2013年、病床数45床) 主な入院対象疾患:消化器内科では食道癌 152人 、胃癌 238人 、大腸癌 84人 、胆道癌 21人 、膵癌 70人 、肝癌 36人 といった消化器悪性疾患を中心に、出血性潰瘍、感染性腸炎、炎症性腸疾患、胆道結石や慢性肝炎などの良性疾患の診療にもあたります。 食道癌・胃癌の内視鏡治療 食道癌や胃癌では、リンパ節などへの転移の危険性が極めて低いと判断され、一定の条件を満たす早期癌は内視鏡的切除での根治が可能と考えられます。 当科では、このような患者様に対して積極的に内視鏡的切除を行っています。 治療前には内視鏡を用いた検査を行い、どの程度まで癌が拡がっているか、どの程度の深さまで浸潤しているかなどを評価する必要があります。 また、必要に応じてCTその他の検査も行い、それらの結果も踏まえて最終的な治療方針を決定しています。 内視鏡での切除に際しては、より確実に病変を切除して術後に再発を来たさないような治療が望まれますが、当科では大きな病変であっても一括での切除が可能な内視鏡的粘膜下層剥離術 ESD による治療を導入しており、年間100例を超える患者様に対しこの治療を行っています。 ESDは約1週間程度の入院治療が必要ですが、できるだけ患者様に苦痛がないような治療を心がけて行っています。 食道癌の化学放射線療法 食道癌の治療は、病期やがんの進展度に応じて治療方法を選択する必要があります。 当科では手術を希望されない方、または外科切除不能と判断された方を対象に、根治的あるいは症状を緩和する目的で化学放射線治療または放射線単独治療を積極的に行っております。 併用薬剤は主にシスプラチン・5FUを中心に使用していますが、その方の全身状態、年齢などを考慮し薬剤量・投与方法・使用薬剤などを変更し、安全に治療ができるよう努めています。 前治療により腫瘍の縮小を維持できている方は、その後追加化学療法を繰り返し行う場合が多いです。 また食道腫瘍そのものにより、あるいは放射線性瘢痕(ひきつれ)などにより経口摂取が思うようにいかない場合には、胃瘻造設による経管栄養、食道ステント留置、内視鏡的拡張術などを行ったり、植え込み型中心静脈カテーテルなどを留置し栄養状態をサポートする処置なども積極的に行っています。 胃癌化学療法 胃癌では、その進行度によって様々な治療を検討することになりますが、治療前の検査結果や患者様ご自身の状態により外科的手術切除の適応がないと判断された場合や、手術後に再発・転移を来たした場合などでは、抗癌剤を用いた全身化学療法を行っています。 治療前には、現在の病状をできるだけ正確に把握する必要があるため、胃カメラやCTなどの検査を行います。 また、病状によっては外科と相談のうえで治療方針を決定する場合もあります。 全身化学療法で用いる抗癌剤およびその投与方法・投与量については、最新の臨床試験結果をもとに、患者様個々の病態に応じて決定しています。 最善の治療効果が得られるよう治療を行っていきますが、化学療法には必ず副作用が伴います。 これら副作用に対しても、患者様が苦痛や不安なく治療を継続できるよう、サポートしていきます。 化学療法の副作用以外でも病気の進行状況によっては、患者様にとって苦痛となる症状が出現する場合もあり得ますが、その際にはその苦痛を可能な限り和らげることができるような投薬、ケア(緩和医療・ケア)も同時に行っていきます。 慢性胃炎、胃十二指腸潰瘍の除菌療法 消化性潰瘍では40年間7,000人の患者登録による長期観察や胃酸分泌の研究から難治性潰瘍の病態解明に努め、内科的治療に優れた成績を挙げています。 難治性や再発性に深く関与しているヘリコバクター・ピロリ菌の研究にも早くから取り組み、フェノールレッド色素内視鏡や呼気試験などの診断法をはじめ除菌療法に豊富な知識と経験を持っています。 消化性潰瘍をはじめ高度胃炎などの方々にも除菌をすすめています。 早期胃癌が内視鏡的粘膜下切開剥離術 ESD で治癒する例が増えていますが、その後の異時性多発癌を抑制する長期効果がピロリ菌の除菌療法に証明されたことから、術後も積極的に除菌をお勧めしています。 境界病変といわれる胃腺腫に対しても一部癌化がみられることから積極的に内視鏡的切除術を行う方針をとっています。 術後残胃の内視鏡検査も定期的に行っており、吻合部潰瘍や残胃炎などの術後合併症、残胃癌についても研究を重ねています。 しかし、残念ながら除菌成功後も腫瘍が1年以上遺残する抵抗例や除菌無効例の多いH. 高悪性度の非ホジキンリンパ腫に対する内科的治療も胃穿孔などに注意しながら積極的に導入し、R-CHOP療法などの全身化学療法により高い寛解率を上げています。 大腸内視鏡治療と化学療法 大腸内視鏡の検査件数や癌や良性の腺腫などの内視鏡切除数は全国有数です。 1から2cm程度のポリープは外来にて切除を行いますが、それ以上の大きさの病変や切除後に安静が必要と判断される症例は短期入院にて内視鏡切除を行っており、最近は3cm程度の大きな病変に対しても積極的に内視鏡切除を行っています。 2009年の大腸腫瘍内視鏡切除数は757件、うち早期がんは181例と多くの病変を内視鏡切除しています。 内視鏡切除後の出血や穿孔などが原因で緊急手術となった症例は切除数に比し少なく、治療の安全性に充分に注意を払っています。 早期の大腸がんを積極的に内視鏡切除している一方、肺、肝臓やリンパ節に転移を有する術後再発例やすでに転移を有し、大腸の原発巣のみ切除に終わった症例などに対しては、全身化学療法を行っています。 大腸がんの化学療法の進歩は目覚しく、分子標的薬や新規抗がん剤を組み合わせた最新の全身化学療法を行っています。 最新の大腸癌治療ガイドラインにのっとり、1次治療から3次治療、および緩和治療まで行っています。 これら悪性疾患のみでなく、近年増加傾向の潰瘍性大腸炎やクローン病といった特発性炎症性腸疾患の患者さんも多く、難治性のこれらの疾患の治療にも取り組んでいます。 膵・胆道の内視鏡治療 膵・胆道疾患の内視鏡検査は大きく超音波内視鏡(EUS)を用いた検査と、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた検査に分けられます。 EUSは内視鏡の先端に小さな探触子(エコー)が付いた専用の内視鏡を用いて、胃や十二指腸から膵臓、胆嚢、胆管、乳頭部などを観察する検査です。 目的とする病変を描出するにはある程度の技術を必要としますが、膵・胆道疾患の精密検査として欠くことの出来ない検査です。 近年EUS下に病変を描出しながら穿刺が可能な内視鏡も開発され、これまで組織採取の困難であった膵臓や腹腔内リンパ節に対する生検が可能となりました。 超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)と呼ばれ当科でも2014年6月より導入しています。 また、EUS-FNAを応用した膵仮性嚢胞ドレナージも行っており、今後EUS下の胆道ドレナージも導入予定です。 ERCPは十二指腸まで内視鏡を挿入したあと膵管および胆管の開口部から造影剤を注入し、レントゲン写真を撮る検査です。 詳細な膵・胆管像を得ることにより病変の局在や伸展範囲を診断することができます。 胆汁や膵液を回収し細胞診検査や狭窄部を生検することにより病理学的な確定診断が得られることがあります。 現在ERCPは診断より治療がメインとなっており、昨年(2014年)の当科実績でも158件のERCPのうち130件、約8割が治療目的のERCPでした。 治療内容としては膵がん・胆道がんによる閉塞性黄疸に対するドレナージやステント留置、総胆管結石に対する内視鏡的截石術、慢性膵炎に対するステント留置術などがあります。 重症の胆管炎では治療の遅れが命に関わることもあるため緊急の胆道ドレナージ(多くはENBD)を必要とすることもあります。 ERCPは偶発症の多い内視鏡検査でもあり、特に頻度の高いERCP後急性膵炎では重症化すると命に関わることもあります。 当科では全例入院で施行し、膵炎予防の薬剤を投与しながら検査を行い、術後もERCP後急性膵炎がないことを確認してから食事の再開をしており、安全に検査が出来るよう取り組んでいます。 膵・胆道癌の化学療法 膵がん、胆道がんは難治がんの代表であり、早期発見も難しいため、手術不能の状態で見つかることも少なくありません。 ganjoho. これまで有効な化学療法が少なかった膵・胆道がん領域でも少しずつ有効な治療が開発されてきました。 胆道がんで行える化学療法にはゲムシタビン療法、TS-1療法、ゲムシタビン+シスプラチン併用療法、ゲムシタビン+TS-1併用療法があります。 化学療法を行う場合はERCP下の生検や細胞診、EUS-FNAにて癌の確定診断を得てから、全身状態や基礎疾患、病変の広がりなどから治療方針を決定しています。 特に、局所進行膵癌に関しては消化器外科、放射線科の協力も得ながら化学放射線療法も行っており、腫瘍の縮小が得られれば外科切除を考慮することもあります。 化学療法の導入時は副作用のチェックのため2~3週間の入院を要しますが、その後は基本的に通院での外来化学療法となります。 治療法によっては化学療法の導入も外来で行う場合もあります。 膵がん・胆道がんでは経過中に胆管狭窄による黄疸や胆管炎、十二指腸狭窄が出現することがあります。 その場合は主に内視鏡的に胆管ドレナージや十二指腸ステントの留置を行っています。 また、膵がんは痛みを伴いやすいがんであり、適切な医療用麻薬を使用し、時に緩和ケア科とも連携を取りながら、痛みなく治療が続けていけるよう努めています。 肝癌の治療 肝細胞癌の治療としてはまず外科と相談を行い肝切除が可能であるかどうか検討をします。 病変の進行度、手術に耐える体力がない方に対しては内科で治療を検討させてもらいます。 当科では放射線科と治療方針を検討しラジオ波焼灼術(RFA),肝動脈化学療法塞栓術 TACE 、定位放射線治療、抗腫瘍薬などの治療法を腫瘍因子、患者様の背景肝予備能を考慮して選択させていただきます。 肝癌診療ガイドラインでは腫瘍の大きさが3cm、3個以下以内のものに関しては外科的切除が選択されなかった方には選択の一つとして提示させてもらいます。 またTACEについては従来の抗がん剤+リピオドール+ゼラチンに加え、新規の塞栓物質であるビーズ製剤を併用した治療も行っています。 さらに当院では定位放射線治療が可能であることから放射線科と相談しRFA,TACEの治療が困難な場合にも治療方法として患者様に提示が可能な場合はあります。 また抗腫瘍薬の選択においても2009年5月より切除不能肝細胞癌に対しての分子標的薬であるソラフェニブが保険承認されたことより当科でも既存の治療の併用を含めて患者様に提示させていただいています。 慢性肝疾患の治療 日本における肝細胞がんの特徴として、90%前後が肝炎ウイルス感染に起因していると報告されています。 従って、肝発がんの予防のためには、これらウイルス性肝炎の治療が重要となります。 B型肝炎においては、経口核酸アナログ製剤やインターフェロン(以下IFN)を使用し、ウイルス量を持続的に低用量に保つことを第一目標とし治療をすることが重要です。 C型肝炎・肝硬変は肝機能異常の長期化や、高齢化とともに肝細胞がんの発生頻度が上昇することから、できるかぎり早期に治療を開始すべきとされます。 ウイルスのサブタイプにより治療効果に違いがあることがわかっており、日本に最も多い1b型でかつウイルス量の多い症例は難治例と呼ばれます。 かつてはインターフェロン単剤による治療はその効果(ウイルス消失率)および副作用の面から敬遠される傾向がありました。 さらにC型肝炎ウイルスの増殖機構が詳細に解明され、個々の遺伝子に特異的な薬剤が開発されるようになりました。 そして2014年秋より適応の制限はありますが、インターフェロンを使用しない経口療法が保険認可となりました。 またIFNに比べ副作用が少ないのも特徴です。 その他に自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、非アルコール性脂肪性肝炎などが原因で肝硬変や肝細胞癌が発症することがわかっており、これらに対し慢性的な肝障害を持続的に軽減させることが重要とされています。 臨床研修医の指導 入院患者は指導医のもと、甲状腺・腹部超音波検査、CT・MRIなどの画像診断や内視鏡診断、消化管出血や閉塞性黄疸への緊急対応、分子標的薬を含む癌化学療法、がん緩和治療を学びます 当科では各患者に対し主治医が決められており、臨床研修医は指導医の入院担当患者の主治医(副主治医)として指導医と共に診療にあたります。 指導内容に関しては指導医に一任してはいますが、研修の時期(卒後すぐか、2年間の研修期間後半か)や研修の期間(2週間程度の短期間か2ヶ月以上の長期間か)によっても異なります。 すなわち、卒後すぐであれば基本的な診察方法や採血、点滴ルート確保の方法、点滴内容や抗生剤の選択といった、内科医または医師として基本的な技術、知識の習得から開始し、研修後半となれば、腹部エコーや上部消化管内視鏡検査、腹水穿刺など、より消化器内科医に特化した技術、知識の習得を目指します。 研修期間によっても異なりますが、内視鏡検査についても積極的に参加してもらい、ルーチンの上部消化管内視鏡検査ができることを目標にします。 当科では毎週火曜日に内視鏡検討会、木曜日に病棟カンファレンスを行っており、治療方針や問題点を科全体で共有しています。 これら検討会に参加することで、自分の担当患者以外の疾患についても基本的な治療方針を学ぶことが可能です。 また、学会や研究会での発表も積極的に行っており、研修医が自ら経験した症例を学会等で発表することにより、一つの症例をじっくりと深く考える習慣もつけ、消化器疾患の診断・治療プロセスを自ら考えられることを目標としています。 特別研修医の募集 当院消化器内科ではジュニア研修が終了した卒後2年以上のキャリアを有し、将来消化器内科を志す若手医師を募集しています。 極めて豊富な症例数を有しており、上記スタッフが懇切丁寧に指導いたします。 ご希望の先生は E-mail にて病院あて成澤までご連絡願います。 がん予防総合センター 新潟県がん対策の一環として開設され、精密検査を主としたがん2次検診、がんドック、病理細胞診検査、がん1次予防のPR、検診従事者の研修、地域がん登録などを行っています。 2次検診は、外来から独立し受診3日前までに予約すれば、来院するとすぐ胃内視鏡や肺CT、乳癌検診による精度の高い2次検診が受けられ、1日で診察・検査が終了するため年間3,000人が受診しています。 子宮癌検診は直接外来で受けられるなど、この地域における2次検診の中心となっています。 またがんドックは、通常のドックとは別に主要ながん検診を重点として開設しています。 Aコース:(胃・大腸内視鏡、胸部CT、乳癌・子宮癌検査)、Bコース:(胃・大腸・肺)、Cコース:(乳癌・子宮癌)の3コースが設定されています。 問い合わせ窓口については をご覧ください。

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新潟県立病院で働く医師、助産師・看護師、医療技術職員、技能労務職員を募集しています。 新潟県に13ある県立病院は、それぞれが地域医療病院や広域基幹病院、がん医療やリウマチ医療といった専門病院などの機能を持つ中、県民に対して良質な医療を継続的に安定して提供するために重要な役割を担っています。 医師募集 新潟県立病院の常勤医師を随時募集しています。 新潟県の県立病院では、地域医療病院や地域中核病院などで、特に小児科、産婦人科、整形外科における医師が不足しており、地域医療に熱意のある医師を求めています。 ぜひ、「ものの豊かさ」、「心の豊かさ」を享受できる新潟県で共に働いてみませんか。 関連情報 事務職員募集 正規職員 1次考査は予定どおり6月28日に実施します。 薬剤師募集 正規職員 1次考査は予定どおり6月28日に実施します。 県立病院に勤務する薬剤師の業務内容を紹介するパンフレットを作成しました。 助産師・看護師募集 正規職員 新潟県立病院などで働く助産師や看護師の募集案内です。 県立病院の外来、病棟、手術室等で勤務する方の募集案内です。 県立病院の他、附属看護専門学校(新発田、吉田)教員や、行政(福祉保健部、病院局)として働くこともあります。 昨年度より募集人数が増加していますので、新卒の方はもちろん、復職などの方もご応募ください。 関連情報• 合同就職説明会• 看護職員採用説明会 合同説明会等は新型コロナウイルスの影響により、当面の間は開催を自粛しております。 学生インターンシップ• 会計年度任用職員 あなたも新潟県立病院で働いてみませんか?意欲ある看護職員を募集しています。 現在、募集は行っていません。 医療技術職員募集 正規職員 終了しました。 会計年度任用職員 技能労務職員募集 正規職員 現在、募集は行っていません。 会計年度任用職員 現在、募集は行っていません。 福利厚生 新潟県立病院などのご案内• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>• <外部リンク>•

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